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各地で集めた、ノジュールと呼ばれている石の展示館です。 ノジュールとは、 丸い石ばかりで、変わり映えはしませんが、ゆっくりご覧下さいませ。 雲根誌21 ホームページ 他に理学部のゴミ箱(副題 化石と鉱物才集日記) があります。 *************************** #
by nodule
| 2019-12-31 23:59
| プロフィール
最近、名古屋大の研究で、何かを核としてカルシウムなどが濃集して、ノジュールを作ると言う説は否定されたようだ。僕は以前から、貝殻等の炭酸カルシウムは、海水中のカルシウムを濃集する方向には無く、むしろ反対に拡散の方向にあると言って来ました。まあ、それが、名古屋大によって証明された訳ですけど。 こんなノジュールが、能登の海岸に落ちているのです。 このノジュールも、同じ様に炭化した木が入っています。 以前の定説、常識であれば、木を核として、何らかの成分が、無機的に濃集してノジュールを作ったことになりますが、それでは、ちょっと変です。なら、どうしてノジュールが出来たのかと考えました。木に含まれている栄養素を求めて微生物が集まり、その微生物の働きによって、色々な成分を濃集して、ノジュールを作ったと考えました。 また、貝殻を核としてカルシウム等の成分が濃集する事は無いと考えた理由は、化石床の貝化石はノジュールを作りません。これらの貝殻は、ほとんどが離弁、つまり死んで、ばらばらになった貝殻です。よって、肉質は含まれておらず、埋没しても、微生物が集まって来ないためにノジュールが作れないと考えました。ノジュールを作っている貝殻は、全て合弁の貝殻、つまり生存中に埋没した貝なのです。なのに、貝殻を核としてカルシウムなどが濃集すると言う考え方が、常識のようになっていたのです。化石採集に行っても、たいていは貝殻は溶け去り、抜け殻が多いですが、それでも、反対に濃集すると言う定説。本当に不思議な説ですし、それを誰も疑わないのも不思議でした。 中には、核となる物質の無いノジュールがあり、これの説明として、「砂粒等を核として」と説明されている物もあります。砂粒を核とするなら、地層そのものがノジュールになってしまいます。他にも、核どころか、中心が空洞になったものまであります。これらは、空気を核にしたとでも、説明付けるのでしょうか。 ****************************************
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by nodule
| 2019-12-13 02:58
| 石川県 富山県
多里のノジュールが欲しくて、何度も通った。欲しければ割れば簡単だけど、そう言う事はしたくない。露頭から、コロッと落ちるを待っていたら、誰かに割り盗っていかれた事もあった。あの生々しい割れ跡は、実に、痛々しかった。他にも、落ちていないか観て歩くけど、手に入らなかった。それが、やっと・・・・・・・ こちらが、天然記念物の本物。 ************************************************* #
by nodule
| 2018-11-01 00:14
| 鳥取県 多里
ノジュール=炭酸カルシウムが一般的であるが、中には塩酸で発泡しない物も多々ある。一般に言われているのは、貝殻等炭酸カルシウムの物質を核に、炭酸カルシウムが濃集、固化した物と言う。それなら、魚の骨に、なぜ、カルシウムが濃集するのか説明が欲しいところと思ったが、こんなノジュールもある。 話は、昭和雲根志に掲載の石魚、つまり魚の化石。すでに正体がばれているので、奇石とは言えないけど、未だに、分からない事が多いと言う事だろう。昭和雲根志には、他に梅花石、宝塔石、蝙蝠石、天狗爪石等の化石が取り上げられているので、その一環だろう。僕自身、石魚は、ただ一つの標本は持ってはいるが、現地を見たことも、薄片にした事も無いので、何も分からないので、今は何も書く事は出来ない。 しかし、僕は、化学的なノジュールは無いと思っているから、魚のノジュールは、まず無いと考えている。ところが、ブラジルでは魚のノジュールが多産すると言う。しかも、魚は、生きているように、その立体を保っている。と言う事は、ある空間で、生き埋めになったと考えられる。ブラジルは、雨季と乾季のある地域、雨季には泳いでいても、水の無くなる乾季には底泥中に潜って静かに過ごす。ところが、さらに土砂が堆積して埋没してしまえば、そのまま化石となるだろう。そして、魚を栄養分として微生物が繁殖、ノジュールを作る事もあるだろう。また、巣穴の様な状態であれば、その空間に微粒粘土が詰まり固化、ノジュールの様に見える。これは、雲根誌21等にも、書いてある。 昭和雲根志は、僕の大好きな教科書の様な本。それで、自分のホームページを「雲根誌21」と名付けた。昭和なら、昭和が終われば、それでお終い。平成になってから始めたので、これに倣って「平成雲根志」にしようかと思ったけど、平成が終われば、それでお終い。それに、昭和とか平成と言う言葉には、どうしても馴染めない。それならと言う事で、21世紀なら期間も十分と言うこと、そしてついでに、ちょっと差別化もしようと「雲根誌21」としてみたけど、けっこう、この名前、評判が良いみたい。 昭和雲根志のくいちがい石の項には、「いずれ誰かによって真実が語られる日のくるであろうことを期待する」と書かれている。僕は、昔は著者とは週に一度の割合で一緒に採集に行った事もある仲、その僕が、氏の説を真実に一歩近づけられる事は、誠に光栄である。例え、それが、氏の説と相違が合っても、それは科学的な論争、真実に近づく事を望んでおられると思う、二人の仲だから。 *********************************************** #
by nodule
| 2018-05-28 11:10
| その他
能登には、「コンクリーション」とか「ノジュール」と呼ばれている物がたくさんある。こぶり石、ひょうたん石、能登亀甲石、長太郎石、能登銀石、鉄砲石・・・・・・・など。僕は、これらは全部、同じ物だと考えている訳だけど、一般には、全くの別物と考えられている。そして、僕の説は、全て「同じ種類の化石」なのだ。だから、「ノジュール」のカテゴリーではなく、「奇石」カテゴリーに入れるべき石だと思うけど、とりあえずは、一般的な考え方に合わせてみた。 こんな物が、コンクリーションで出来る訳が無いので、ノジュール説は完全に否定できるだろう。それに、元々、この世には、化学的に生じるノジュールは無いと言うのが僕の考え方だから。この本では、蟹の巣穴等の生痕説、またはカイメン化石説が取り上げられているが、その形態が似ているからと言う事だけど、それだけでは、ちょっと無理な気がする。こう言うことは、やはり客観的証拠に基づいて考える必要がある。だから、ちょっとした現象でも、見落とさない様に注意深く観察する必要がある。せっかくの証拠も、見落としていたら、どうする事も出来ない。いくら神であっても、完全犯罪を成し遂げる事は、非常に難しいことだ。また、一つの現象に当てはまっても、他の現象に当てはまらなければ、それは否定される。 富山湾は、現在、ナマコ繁殖の好環境だそうだ。当時もナマコが繁殖し、それが化石床を作ったと、僕は考えているのだ。そして、その母岩の違いにより、色々な形、組成の奇石が出来たのだろうと思う。 退院したら、一度珠洲へ行って、上野さん、屋鋪さんにも会って、いろいろと話を伺い、今までの結果を纏めてみたいと思う。退院したら、明延から出ようと思っているので、やる事は山盛りだ。 副会長の所蔵品。最高級品は、本当の仏像のような物をお持ちで、仏壇に仏石として祀られていた。 ****************************************** #
by nodule
| 2018-05-26 14:27
| 石川県 富山県
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